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健康

2017年04月04日

その風邪薬、大丈夫? 市販薬の基礎知識

季節の変わり目に風邪をひくと、手軽な薬局の風邪薬が頼りになりますよね。
でもその風邪薬、きちんと症状にあわせて選んでますか?身近で便利な市販薬にも副作用のリスクがあるんです。

薬局やドラッグストアに並ぶ風邪薬。どのように選んでいますか? 病院の処方薬との違いや選び方など、知っているようで知らない風邪薬の基本をおさえておきましょう。

写真①
風邪薬は症状を和らげるもの(写真はイメージ)

風邪薬は対症療法

風邪は、鼻やのどなどの上気道がウイルスに感染することで発症します。風邪の原因となるウイルスはさまざまで、これらのウイルスに直接効く薬は現在ありません。風邪薬は、のどの痛みや発熱、頭痛、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのつらい症状を和らげる「対症療法」の目的で用いられます。

処方薬(医療用医薬品)は医師の診断に基づいて処方され、個々の患者の年齢や体質、飲み合わせなどを薬剤師が確認し調剤されます。それに対し、市販薬(一般用医薬品)は患者自身や家族などの判断で選ばれ、自己責任で服用されるものです。そのため安全性が重視され、一般に、処方薬と比べて副作用のリスクが低い半面、効き目が比較的穏やかなものが市販薬となっています。

近年、処方薬の中でも安全性が高いものの一部が市販薬に移行してきています。これはスイッチOTC薬とも呼ばれます。しかし、いくら安全性が高いといっても使用方法を誤ると有害事象が発生してしまうことがあります。

そのような危険を回避するために、市販薬はリスクの程度に応じて3つのグループに分類され、販売方法に規制がかけられています。特に処方薬から移行したばかり(3年以内)のものに対して「要指導医薬品」という分類が新たに設けられ、インターネットでの販売が禁止されています。もっと簡単に購入したいという声は多いのですが、これらのシステムは購入者の安全を守るためのものなのです。

写真②

風邪薬の多くは第2類、または第2類の中でも特別に注意を要する「指定第2類医薬品」に分類されています。売り場で自由に手に取ることができますが、これまでに薬で副作用を起こしたことがある人やアレルギーのある人、持病のある人などは、薬剤師に相談してから購入しましょう。

副作用を知っておこう

もう一つ、処方薬と異なるのは、さまざまな成分が配合されていることです。病院では発熱、咳、鼻水など、個々の患者の症状に合わせて別々の薬が処方されますが、市販の風邪薬はさまざまな症状をカバーするため、複数の成分が含まれているものがほとんどです。

そのうえで、解熱作用やのどの炎症を抑える効果が高いもの、くしゃみ、鼻水に重点を置いたものなど、症状に特化した成分をより多く配合したものもあります。迷うときは、薬剤師に相談しましょう。

市販の風邪薬は安全性が比較的高いとはいえ、副作用のリスクはゼロではありません。まれにアナフィキラシー(ショック症状)や皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)など重篤な症状が現れることもあります。また、解熱鎮痛作用のあるアセトアミノフェンを含む薬は、重篤な肝障害などの副作用が報告されています。薬剤師と相談してから購入することにより、より安全に使用することができます。

副作用については薬の説明書にも記載されていますが、具合が悪いときに細かい文字を読むのはつらいもの。体調がよいときに一度、じっくりと目を通しておくことをお勧めします。

副作用の第一発見者は服用者本人なのです。薬の副作用と気づかず、対応が遅れて後遺症が残ってしまった例もあります。風邪薬には副作用があること、まれに重篤な症状が現れるケースがあることを知っておきましょう。

市販の風邪薬を2、3日服用しても症状が改善しない、または悪化する場合は服用をやめ、医療機関を受診しましょう。風邪薬は症状を和らげるもので、風邪を治すものではありません。薬だけに頼らず、体を冷やさないこと、消化が良く栄養のあるものを食べること、安静にしてゆっくり休むことを心がけましょう。

[監修:近藤 留美子 北里大学病院薬剤部]


記事提供
Aging Style

市販の風邪薬には副作用のリスクがゼロではない以上、用法用量を守って正しく使いたいですね。
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市販薬の基本をおさえて、安全な薬選びを実践してみましょう。







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