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トップ > 活用術 > 運動で乳がんのリスクを下げよう。定期検診と自己チェックも大事

健康

2015年11月5日

運動で乳がんのリスクを下げよう。
定期検診と自己チェックも大事

最近、タレントの方が乳がんにかかり手術をしたことが報道されましたが、日本人の女性がかかるがんで最も多いのが乳がんです。身近に潜む乳がんのリスクを下げるには どうすればいいのでしょうか。

写真①

高脂肪の食事は乳がんの発症リスクを高め、運動は下げる

日本人の女性がかかるがんで最も多いのが乳がんです。
 乳がんの発生には女性ホルモンのエストロゲンが大きくかかわっているほか、生活習慣では高脂肪の食事、喫煙、多量飲酒などが、ほぼ確実に発生リスクを高めるとされています。

 一方で最近、軽い運動でも乳がんの発症リスクを下げる可能性が大きいことが、国立がん研究センターの研究からわかってきました。定期的な運動には、免疫機能の改善や、 体脂肪を減らして閉経後のエストロゲンの濃度を下げることなどで乳がんを予防する可能性があるとされています。

週1日でも、あまり運動をしない人よりもリスクは大きく低下

国立がん研究センターが「多目的コホート研究」で、約5万人の女性を対象に長期間、生活習慣に関する調査を行った結果、ウォーキングやラジオ体操などの余暇運動 (仕事のほかにスポーツや運動をする機会)が「月3回以内」の人に比べて、「週2日以内」では14%、「週3日以上」の人では、乳がんのリスクが27%低いことがわかり、 運動が乳がん予防につながることが確認されました。つまり、あまり運動をしない人よりも週1回でも運動する人のほうが乳がんになりにくく、運動頻度が高いほど乳がんに なりにくいことがわかったのです。通勤や買い物など、ちょっとしたお出かけの際には歩く等、日々の暮らしの中に運動を取り入れることを心がけましょう。

早期発見に有効ながん検診、月経後のセルフチェックも習慣に

予防も大切ですが、万が一乳がんにかかっても、早期発見できれば治る可能性が高まります。そのためには、定期検診も大切です。乳がん検診は、問診、視触診、X線検査(マンモグラフィ)が 基本になります。

 マンモグラフィは、透明な板で乳房を挟んでX線撮影する画像検査です。一方、20-30代の女性の場合、超音波(エコー)検査も、痛みもなくおすすめです。X線を使わないので、 妊娠中でも受けられます。画像検査は乳がんの早期発見に有効なので、ぜひ受診しましょう。

 また、毎月1回のセルフチェックも習慣化しましょう。 月経後1週間以内の、乳房が柔らかい状態のときに、両手を上げ、鏡で乳房のくぼみやひきつれ、乳頭のへこみをチェックし、 次に乳房と鎖骨の下から脇の下、乳房の下まで、4本の指で、しこりをチェックします。 もしいつもと違う異常を感じたら、すぐ乳腺の専門医を受診しましょう。


顔写真

取材協力
関谷剛先生
東京大学医学部付属病院アレルギーリウマチ内科医師

信州大学医学部卒。東京大学大学院医学系研究科卒。医学博士。国立国際医療センター等の病院勤務を経て、現職。専門はアレルギー学および免疫学。

記事提供:    株式会社 法研




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