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健康

2016年12月13日

歯磨き常識・非常識!How to 正しい歯のお手入れ

年末に向けてお家の大掃除は恒例行事となっていますが、一年の垢を落とすこの機会に自身の身体ケア、労う機会にしてみましょう。厚生労働省が3年ごとに行っている「患者調査」の平成26年調査によると、「歯肉炎及び歯周疾患」の患者数は331万5000人に上り、前回の調査と比べて65万人以上も増加しているようです。歯の健康は身体ケアの基本ですが、あまり改善されていないような状況の中、最近では今までのケアに異論を唱える歯みがきの方法もメディアで話題になっています。そこで今回は歯みがき、口内ケアについての正しいお手入れ方法を紹介します。

写真①

口内トラブルの原因とは?

一口にお口の健康と言っても、人によって抱える問題はさまざま。まずは、口内トラブルについて原因と症状、口の中はどんな状態になっているのか再確認してみましょう。

・虫歯
口の中に存在する虫歯の原因菌(ミュータンス菌)が、歯に付着して歯垢(プラーク)を作り、食べ物に含まれる糖質を使って酸を作ります。この酸が歯のカルシウムを溶かし(脱灰)、やがて穴があいてしまう症状の総称を一般的に虫歯と呼んでいます。

・歯周病
歯と歯肉の辺縁に歯垢が蓄積して細菌が停滞し、歯茎が炎症を起こしたり腫れたりする炎症性疾患。このことを歯周病と呼んでいます。

虫歯も歯周病の原因も歯垢が大きく影響していますが、竹屋町森歯科クリニック院長・歯科医師臨床研修指導歯科医の森昭先生の著書『歯はみがいてはいけない』によると、歯みがきの本来の目的を「“食べかすをとる”ことではなく“歯垢”をとること」と定義しています。

口内を健康に保つため、つい歯みがきに力を入れたくなりますが、「実は、『日本式の一日3回の歯みがき』が、歯や歯茎(歯肉)にダメージを与え続け、歯周病を引き起こし、歯の喪失はもとより、口臭や全身病の原因になっています」とも述べられており、歯のトラブルは従来の歯みがき方法だけでは、なかなか防ぐのが難しいようです。

大人と子どもで違う!? 最適な歯みがきタイミング

森先生の著書によると、糖質を含む飲食をしたあと口の中は酸性に傾いて、歯が少し柔らかくなり、歯の表面が非常に傷つきやすい状態になるそう。本来ならば、唾液が力を発揮して元の硬さに戻してくれる(=“再石灰化”と呼ぶ)働きを歯みがきすることで、せっかくの唾液の効能を手放してしまう上に研磨剤が入った歯みがき粉を使用した場合、歯にダメージを与えてしまう可能性もあるようです。そのため森先生は、歯ブラシを使っての歯みがきは起床後と寝る前だけに限り、毎食後はデンタルフロスのケアと歯茎にそって舌をぐるぐる回す“舌回し”を行う方法を提案しています。

ただし、一般社団法人「日本小児歯科学会」の提言によれば、「園・学校における昼食後の歯みがきについては、現状通りの方法で問題ありません」と、子どもは食後すぐに歯磨きをするという指導のままでよいと紹介しています。小児における歯みがきの目的である“歯垢の除去”=“酸を産生する細菌を取り除きその原料となる糖質を取り除く”という点においては、食後すぐに歯磨きをした方が“脱灰”と呼ばれる虫歯の原因となる現象を抑えられるそうです。歯垢中の細菌がつくる酸が菌を脱灰してできる虫歯と、酸性の飲食物が直接歯を溶かす酸蝕症(さんしょくしょう)とは成り立ちが違うものなのです」と、食後すぐには磨かない方がいいという人とそうではない人がいることも指摘しています。

この“酸蝕症”(さんしょくしょう)とは、酸が歯のエナメル質を弱体化させ、歯を薄く弱くしている状態になり、食後すぐは歯が柔らかくなる症状です。約30分ほどと言われている“再石灰化”の間はゴシゴシ磨く歯みがきは控えた方がよい人もいることから、森先生やメディアでの食後すぐに歯を磨かない方がいいという話題が出てきたようです。

“歯は永遠の友達”と言われますが、食生活にほぼ満足できると言われている本数“20本”を保ち、高齢になっても食事が楽しめるように、日ごろのケアを心がけましょう。クリスマスパーティーに忘年会など、夜遅くまで食事を楽しむ機会が多いこの季節でも、夜寝る前の歯みがきは必ず忘れないようにしましょう。





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