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トップ > 活用術 > たかが「冷え」と甘く見ないで!「冷え」からくるこわ~い病気

健康

2016年1月28日

たかが「冷え」と甘く見ないで!
「冷え」からくるこわ~い病気

「冷えは万病の元」といわれるように、冷えはからだの免疫力を低下させます。近年、感染症や脳血管障害、糖尿病、虚血性心疾患など、さまざまな不調を招きやすくなることが分かってきました。 「たかが冷え」と甘く考えずに対策を講じることが大切です。今回は冷え性・低体温になる原因やからだを温めるコツについてご紹介します。

冷えないからだをつくるには

寒くなるとなぜ手足が冷えるのでしょうか。私たちのからだは気温が低くなると中心部の体温を保つため末端から熱が逃げないように手足の血管を収縮させます。これが原因で手足が冷えてしまうのです。 筋肉量が少なくて体内で十分な熱が作れなかったり、血行不良のため体内で作られた熱が手足の先まで行き渡らない場合も同じです。冷え性は血行不良や筋力不足をはじめ、生活習慣、自律神経や女性ホルモン の乱れなどさまざまな原因で起こります。

 体内で熱を作り出すためには筋肉が必要ですが、運動不足などで筋力が低下するとその機能が低下します。筋肉量が多いほどたくさんの熱を作り出すことができますので、筋肉強化が期待できるような運動 を生活の中に取り入れましょう。寒い冬は室内でできるスクワットやラジオ体操などがオススメです。運動以外でからだを温めるのに有効なのは入浴。シャワーや熱いお風呂に短時間つかるだけでは芯まで温まら ないので、少しぬるめのお湯に20~30分入りましょう。乾燥させたみかんの皮やしょうがをお風呂に入れると血流が促進されます。皮膚の代謝もよくなりますので乾燥しがちな冬の季節にはぴったりです。

 冷えを予防する食材の代表として「しょうが」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。しょうがには「ショウガオール」というからだを温める成分が含まれています。熱を加えると成分が増えて 効果が高くなりますので、スープや味噌汁などに利用すると効果的です。また、3時間おきにとると温め効果が持続するといわれていますので、すりおろしや粉末を飲み物に入れてもいいでしょう。ハチミツに 漬け込んでジンジャーシロップにすれば手軽に利用できますよ。甘いのが苦手な人は、保温性のボトルにスライスしたしょうがと白湯を入れればOK。簡単にしょうが湯がつくれますし持ち運びにも便利です。

 しょうが以外でもからだを温める食材はたくさんあります。長ネギやニラ、ニンニクは辛味成分となる硫化アリルが、かぼちゃ、にんじんなどの根菜類はビタミンCやEなどのビタミン類、ミネラルなどが 多く含まれています。いずれも血流を促進し体温向上効果のある栄養素を含んだ食材です。血行が良くなることで冷えの改善はもちろん、内臓や筋肉、肌などからだの隅々まで栄養素が行きわたり免疫力も アップします。食材を上手に組み合わせて「冷えない献立づくり」を考えてみましょう。

写真①

「3つの首」を温めて徹底的に冷えからガード!

男女ともに冷え性の人は多いと思いますが、とくに女性は男性よりも筋肉量が少ない分、冷えやすいといえます。冷えは女性ホルモンとも深く関係があり、からだが冷えて血液の循環が滞ると生理痛や 生理不順などの症状も出てきます。マフラーや手袋などはもちろん、靴下の重ね履きやレッグウォーマー、保温性の高い下着などを活用しましょう。とくに血流が悪くなりがちな下半身を重点的に温めるのが ポイントです。温めるときにもっとも効果的なのは「3つの首」といわれる首・手首・足首の部分。いずれも大きな血管が通っているので効率的に全身を温めることができます。充電式の小型ゆたんぽや電気 ひざ掛けといった冷え性対策のグッズも数多く発売されていますので利用してもいいでしょう。お金をかけなくても温め用のペットボトルにお湯を入れたり、タオルを袋状に縫って小豆を入れ電子レンジでチン するだけの「小豆カイロ」などもオススメ。どちらも簡単に作れて何度も使えるのがエコですよね。まだまだ寒い季節が続きますが「冷えは万病の元」を意識し、からだをしっかり温めて元気に過ごしましょう!


顔写真

取材協力
関谷剛先生
東京大学医学部付属病院アレルギーリウマチ内科医師

信州大学医学部卒。東京大学大学院医学系研究科卒。医学博士。国立国際医療センター等の病院勤務を経て、現職。専門はアレルギー学および免疫学。

記事提供:    株式会社 法研




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